「秋の味覚」(ナレーション原稿)

(タグ)♯ナレーション ♯CM 


明るい

 おいしいものがもっとおいしくなる季節秋。みなさんは秋の味覚といえば何を思い浮かべますか。柿や栗なんかの果物もさることながら、脂ののったサンマや少し気の早い鍋物なんかもいいですよね。色づいた落葉を焚いてサツマイモを焼いたり、炊きたての新米をかっ込むのもたまりません。おいしい秋。待ち遠しい秋。

狙い

秋の味覚である代名詞「柿」「栗」「サンマ」「落ち葉」「サツマイモ」「新米」、「秋」を用いた体言止めで冒頭と末尾を演出、末尾については反復法となっているので、いかに名詞群で語りかけることができるか。また、名詞を修飾するものとして「脂ののった」「気の早い」「色づいた」「炊きたての」という修飾節の相乗効果を狙いたい。


上品

 四季折々、冬に備える恵みの季節。厳しさの前の贅沢。様々な味覚は私たちの舌を喜ばせてくれます。見上げれば宝石の如き柿、足下には宝箱に入った栗。稲穂は黄金の実りを風に揺らし、土の下では大ぶりのイモが収穫の日をじっと待っています。夕日は紅く遠く燃え、木の葉たちも負けじと色づく、景色のご馳走も。身体と心で召し上がれ。

狙い

あえて「秋」というワードを使うことなく、視覚を上へ下へ移動する繰り返しの構成になっている。「むき出しの柿/覆われた栗」「小さな揺れる稲穂/大きな動かないイモ」「大きな一つだけの夕日/小さなたくさんある紅葉」。「対比」をいかに表現するかがポイント。また上品さを表す単語「四季折々」「恵み」「贅沢」「宝石」「宝箱」「黄金」「ご馳走」「召し上がれ」をどのように活用するか。


← ひとり用台本に戻る

← 台本置き場に戻る