「(あくび)もうこんな時間か。そろそろ寝なきゃな。でももう少しだけ続きを読みたい。あと120ページくらいか。展開次第じゃ途中でやめられなさそう。最後まで読んじゃうと2時とかになっちゃうかも。でもこのままだと気になって錬れない。(あくび)もうすでにこんだけ眠いから一緒か。朝まで起きてれば寝坊もしないし、もう一冊読んじゃお」
読みたいという欲望に対して、寝坊というリスクと、途中でやめられないというリスクがあり、じゃあいっそ寝なきゃいいかという結論をつけた台本。二回目のあくびをどう活かすか。眠すぎて頭が働いていないのか、やけくそなのか、悪巧みを閃いたのか、などなど。
「今日はあったかいねえ。やることも午前中で片づいたし、テレビも特に面白そうなのはやっていないね。うーん、平和だ。あ、ダメだ。ちょっと横になったら急に目蓋が。うーん、今寝たら夜寝れなくなっちゃうでしょうが。ウェイクアップわたし。たちあがれ、むりー、おやすみー、5分したら起こしてー、だれがー、(寝息)」
徐々に頭が溶けていく様子を演じる台本。最後は自分と会話してしまっている。寝息でオチなので、うまく演じたい。かわいさをとっても、リアルさをとっても。その場合、寝息と真逆の演技で台詞を持って行くと映える。
「めざましうっさい。はあ、今何時。5時だ。ねむたいよー。ええと寝たのが1時前だから、四時間睡眠? 足りないって、もー。二度寝しようかな。いやだめだめだめ。今日は起きなきゃ。起きなきゃだけど、とりあえずこれは二度寝じゃない二度寝じゃない。目を瞑ってるだけ。瞑ってるだけ、つむって……はっ。起きるかあ」
早起きする理由の設定次第で温度感が変わるため、しっかり詰めたうえで臨みたい。繰り返しの台詞を多く設置しているため、酩酊のような微睡むリズム感に役立てって欲しい。そして積み上げた弛緩を最後の「はっ」で一気に緊張感に戻し「起きるかぁ」で緩めるという用法。
「わははは、朝日がまぶしいや。偉いなあ朝日は。毎日毎日決まった時間に起きて。ま、私は起きてませんけどね。おはようございますカラスさん。ゴミ漁りご苦労さまです。あ、これどうぞ。コンビニで買ったゴミの詰め合わせでーす。いや馬鹿かよ、コンビニゴミで30Lいくなや。いやコンビニが便利なのがいけねえや。コンビニさんだって寝てないもんね、寝たほうがよくない?」
いやお前がや。
というオチの台本。今回のストレス発散枠。とりあえずはっちゃけても、あるいは眠気全開で演じても。