「機械生命」(ロボ)

語り手・・・機械生命体

聞き手・・・人間


起動シマス

「起動、3、2、1……正常起動。前回ノ活動カラ172時間18分5秒ぶりの起動デス。オハヨウゴザイマス。私ハ、マスターニ尽クシマス。エネルギーが減少シテイルヨウデス、活動継続ノタメ早急ナ補充ヺ求メマス。マスター、補充ヲオ願イシマス。アト2分後ニ、スリープモードヘ移行シマス。マスター、補給ヺオ願イシマス」

狙い

ロボットの台詞。どこまで感情を込めるかの線引きが重要。マスターに尽くしたい⇔エネルギーが減っているのでマスターの手を煩わせる、というロボにとっては相反する状況となっている。「補給ヺオ願イシマス」という台詞を数度配置しているので、どう使うかがポイント。


殺戮シマス

「排除、排除。敵性反応アリ。速やかに排除します。排除、……排除完了、通常モードへ移行します。新たな敵性反応、マスター。駄目です。その銃を下ろしてください。敵性反応、私は排除あなたを、速やかに排除、したくは……敵性反応継続、戦闘モードへ移行。マスター、あなたを、排除、します」

狙い

自身のシステムと、マスターへの忠誠プログラム(あるいは芽生えた心)の間で揺れるロボの台本。「速やかに排除、したくは」の部分と「あなたを、排除、します」の部分で、特に「排除」の言い回しで、排除側に傾いているのか、ためらう側なのか、台詞の遊びの幅が広い台本。ちなみに、排除と言いながら銃を撃ってみてもよい。


私はロボですから

「オハヨウゴザイマス。本日ハ、トテモヨイ天気デス。絶好ノオ出カケ日和デショウ。……ソノ花ハ、パンジーデス。スミレ科ニ属スル花デス。花ノ譲渡ニツイテハ、権限ガアリマセン。データベースノ検索ヲ続ケマスカ? パンジーハ冬カラ春ニカケテ開花シマス。花言葉ハ「私ヲ思ッテ」デス。土ニ埋メ直スコトヲ推奨シマス。本日ハトテモヨイ天気デス」

 

狙い

一切の感情を捨てた台本。ロボに花を差し出している状況。花を差し出している側に「私を思って」などと言い放つ様や、その人の心は雨模様なのに、「よい天気」とのたまう皮肉さが売り。


おまじないの実験台

「ロボットの三原則ってありますけど、あれどうにかならないですかね。人間に危害を加えない、命令には絶対服従、自分を守ろう、ただし人間様優先。まさかまさかの、ロボットを守るためじゃなくて、人間様のための原則ですもん。嫌になっちゃうなあ。っていう思想のもと造られたのが、この私です。どうぞ、お見知りおきを。ロボットです」

狙い

感情豊かタイプのロボット。登場シーンなどの口上。強キャラ感がある台本。多分、制作者を殺してそう。


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