「VS夫」(マダム)

語り手・・・

聞き手・・・

(場面設定)

○ 


バレンタイン

A「(息切れ)もはやここまでか」

B「手はある」

A「待て。言うな。それは手とは言わん」

B「俺を見捨てろ」

A「ふざけるな」

B「この状況でふざけられると思うか?」

A「だからふざけるなと言ったんだ」

B「だがしかし、このままだと二人とも死ぬぞ」

A「だったら、このまま死ぬほうがましだ」

B「馬鹿野郎」

A「俺にお前を置いていけって言うのか」

B「そうだ」

A「できるわけないだろう」

B「やるんだよ」

A「無理だ」

B「無理じゃない」

A「無理だ」

B「やるんだ」

A「無理なんだよ」

B「おい」

A「無理なんだよ、なあ。そんなこと言わないでくれよ。頼むよ」

B「ウチの書斎にある金庫。暗証番号は3030だ」

A「おい」

B「中身は好きにしてくれていい。写真だけ、妻に渡してくれ」

A「やめてくれ」

B「頼んだぞ」

A「わかった」

B「さすが俺のパートナーだ」

A「ちゃんとパートナーなら、ふたりとも助かった」

B「お前じゃなかったら、ふたりとも死んでるさ」

A「ちゃんと生き残ってみせる」

B「ああ、ちゃんと生かしてみせる。ジジイになったら会いに来てくれ」

A「わかった、約束する」

B「よし。じゃあな、相棒」

A「ああ、さようなら、相棒」

狙い

○しゃぢんを


伝説の桜の木

キャラA:
キャラB:

A「わたしは赤色でお願い!」

B「じゃあ、僕は青色で読もうかな。」

A「兼役の時はすごく便利だね!」

(ここは名札がついていない地の文です)

狙い


恋人形

キャラA:
キャラB:
キャラC:

○一章

[前へ] | [次へ][目次へ]

A「どうしたんですか、お二人お揃いで」

B「別にお揃いではないですけれど。ねえ、私この人に用があるの。よかったらそのまま通り過ぎてくださるかしら?」

C「私のほうが先に居ましたけどね」

B「何かおっしゃいました?」

C「いえ。わたしよりも大事な用事があるんじゃないですか?」

B「そうだった。これを見なさい」

○二章

A「なんですか、この目に優しくないギンギラした色の袋は」

B「ゴージャスなのは外側だけじゃありませんよ。中身だってほら。泣いて喜んでいいんですよ」

A「なんですか、これ? 茶色いヒキガエル?」

B「チョコレートです。キティーキャットの。かわいらしい仔猫のチョコレートでしょう。どこからどう見ても」

C「後ろから見るとガリガリに痩せたメガネザルにしか」

B「何か言いまして?」

C「いいえ。そちら、作られたんですか?」

B「ええ。ええ、そうよ。この私が手ずから作りました。三日三晩をかけて丁寧に湯煎してそれから七日をかけてゆっくりと固めました」

A「秘伝の豚骨スープみたいな」

C「先輩はラーメンのほうがお好きですか?」

B「とん……なんですって?」

A「いえ、それだけ手間暇がかかってすごいなあって」

B「そうでしょうそうでしょう。さ、受け取りなさい」

○三章

A「ああ、ところで君はなんの用事だったのかな?」

C「はい、先輩。チョコレートをどうぞ」

B「なんですって。私が今、目の前で何をしているかわかっての狼藉?」

C「ああ、おかまいなく」

B「かまうわよ。どんな神経してたらチョコを渡している人の前でチョコを、ってそれは」

A「うわあ、すごいね。スフィンクスのチョコなんて初めて見たよ」

B「ぷっ。言われてますわよ。どこからどう見ても土佐犬の」

C「はいスフィンクスです。さすが先輩。エジプトにもお詳しいんですか」

A「そんな、たまたまだよ」

B「嘘おっしゃい、顔は仕方なしとしてもネコ科の身体をしてませんわよ。百歩譲って人面犬でしょうが」

C「ボーダーコリーですよ失礼な。先輩、今度期末テストの勉強を見てくださるって約束だったので、おやつに作ってきちゃいました」

A「そういえばそんな約束だったね。あ、でも僕今日は部活が」

C「じゃあ、部活前のおやつにしてください。また作ってきますから」

○四章 空の旅

[前へ] | [次へ] | [目次へ]

B「お待ちなさい。この世は年功序列、先着様順、今日は私のほうのチョコレートに決まっているでしょう?」

C「でも先輩ネコアレルギーなので」

B「ネコ毛なんて入れてませんわよ」

A「すみません。くしゃみが止まらなくなるので」

B「だからチョコレートだって言ってるでしょうが」

C「では先輩わたしのを」

A「うーん、でもお二人ともせっかくそんな立派なものを作ってくれたから、むしゃむしゃと食べるのも忍びないし。ん?」

B「じゃあ自室に飾ればいいでしょう」

C「昨日編んできたミサンガがあるので、紐を通してキーホルダーにしましょうか」

B「さあ」

C「さあ」

CB「どっちのを受け取るんですか」

A「落ち着いてください。二人とも。いいですかゆっくりと手を開いてください」

CB「あ」

A「今、8月です」

CB「せっかく作ったチョコが」

SE:蝉の声

「ああああああ」

「あああああ」

「あsdふぁさ」

 

 

キャラA:
キャラB:
キャラC:

A「どうしたんですか、お二人お揃いで」

B「別にお揃いではないですけれど。ねえ、私この人に用があるの。よかったらそのまま通り過ぎてくださるかしら?」

C「私のほうが先に居ましたけどね」

B「何かおっしゃいました?」

C「いえ。わたしよりも大事な用事があるんじゃないですか?」

B「そうだった。これを見なさい」

A「なんですか、この目に優しくないギンギラした色の袋は」

B「ゴージャスなのは外側だけじゃありませんよ。中身だってほら。泣いて喜んでいいんですよ」

A「なんですか、これ? 茶色いヒキガエル?」

B「チョコレートです。キティーキャットの。かわいらしい仔猫のチョコレートでしょう。どこからどう見ても」

C「後ろから見るとガリガリに痩せたメガネザルにしか」

B「何か言いまして?」

C「いいえ。そちら、作られたんですか?」

B「ええ。ええ、そうよ。この私が手ずから作りました。三日三晩をかけて丁寧に湯煎してそれから七日をかけてゆっくりと固めました」

A「秘伝の豚骨スープみたいな」

C「先輩はラーメンのほうがお好きですか?」

B「とん……なんですって?」

A「いえ、それだけ手間暇がかかってすごいなあって」

B「そうでしょうそうでしょう。さ、受け取りなさい」

A「ああ、ところで君はなんの用事だったのかな?」

C「はい、先輩。チョコレートをどうぞ」

B「なんですって。私が今、目の前で何をしているかわかっての狼藉?」

C「ああ、おかまいなく」

B「かまうわよ。どんな神経してたらチョコを渡している人の前でチョコを、ってそれは」

A「うわあ、すごいね。スフィンクスのチョコなんて初めて見たよ」

B「ぷっ。言われてますわよ。どこからどう見ても土佐犬の」

C「はいスフィンクスです。さすが先輩。エジプトにもお詳しいんですか」

A「そんな、たまたまだよ」

B「嘘おっしゃい、顔は仕方なしとしてもネコ科の身体をしてませんわよ。百歩譲って人面犬でしょうが」

C「ボーダーコリーですよ失礼な。先輩、今度期末テストの勉強を見てくださるって約束だったので、おやつに作ってきちゃいました」

A「そういえばそんな約束だったね。あ、でも僕今日は部活が」

C「じゃあ、部活前のおやつにしてください。また作ってきますから」

B「お待ちなさい。この世は年功序列、先着様順、今日は私のほうのチョコレートに決まっているでしょう?」

C「でも先輩ネコアレルギーなので」

B「ネコ毛なんて入れてませんわよ」

A「すみません。くしゃみが止まらなくなるので」

B「だからチョコレートだって言ってるでしょうが」

C「では先輩わたしのを」

A「うーん、でもお二人ともせっかくそんな立派なものを作ってくれたから、むしゃむしゃと食べるのも忍びないし。ん?」

B「じゃあ自室に飾ればいいでしょう」

C「昨日編んできたミサンガがあるので、紐を通してキーホルダーにしましょうか」

B「さあ」

C「さあ」

CB「どっちのを受け取るんですか」

A「落ち着いてください。二人とも。いいですかゆっくりと手を開いてください」

CB「あ」

A「今、8月です」

CB「せっかく作ったチョコが」

SE:蝉の声

狙い


おまじないの実験台

「」

狙い


← ひとり用台本に戻る

← 台本置き場に戻る